「農家のおじさんおばさん、お父さんお母さん、給食のおじさんおばさん、いただきます」
3年3組の給食のあいさつ。今日は子供たちの大好きなツナご飯で、準備するのが普段より速い速い。お世話になっている人への感謝の気持ちが大切だ。 「一度だけテープを流します。よーく聞いて人物の特徴をメモしてね。お母さんたちも一緒にお願いします。」
1回目の授業参観は国語の授業。
『大切なことを落とさず聞く』という学習目標に向けて、保護者もメモ紙を持って参加した。自作の録音テープと解答用のOHPシートの準備に時間がかかったが、ゲーム的要素もあり予想以上に集中。保護者の協力に感謝感謝の1日だった。
「朝○先生、お元気ですか。相馬の中村一小で3年生の時にお世話になったY子です。」新任で教えた小学校の教え子が小学校の先生として立派に成長していた。電子メールで教え子と会話できるとは思わなかった。彼女は昔から真面目で頑張り屋、いつも私が頼っていた子だ。(Y子、頑張れ!先生が応援しているよ!)
そしてこの4月、中一に進学した娘の帰りが遅い。部活がスタートしたからだ。考えた末の吹奏楽部挑戦。肺活量や体力テストの結果は、水泳を習っていた成果が功を奏した野か、クラリネット奏者に合格した。先輩に手取り足取り優しく教えてもらっている。視力安定のためにコンタクトレンズに変え、きらきら輝くひとみが、意気込みの表れかも。
断片的な近況報告になってしまったが、4月の象徴である成長のあかしとして、進級を一人一人の子供の立場で祝福したい。 自我が芽生え、意欲に燃え、活力に満ち、内在する力を発揮し始める少年期。『個性』というかけがえのない価値と多様性と認めつつ、ときには本気で叱れる親や教師でありたい。
「みんなちがって、みんないい」
今、国語で学習している誌の最後の一文である。私も子供たちも大好きなフレーズだ。
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