「○○小学校、県立○学校○分校、交流春の運動会、万歳!万歳!」
運動会は無事終了した。今回は、本当に心に残る運動会だった。「はばたけ、みんなのラストゴース」をテーマに、各学年が一生懸命、練習に取り組んだ。
しかし前日の午後から天気が悪くなり、当日の朝も雨脚は強かった。 校舎改修のため借りた中学校の校庭は水たまりだらけ。中止だろうと教師の私さえ考えてしまった。職員室には「花火は上がってが本当にやるの?」という電話も多く。「午前9時までに止まなければ、お弁当を学校に届けてください」と緊急連絡網を回した。
その間、先生とPTA役員を中心に百二十人あまりの保護者が校庭の水くみと整備を続けた。排水ポンプ2台、バケツリレー、トラック4台分の砂入れも行った。その時願いが通じたのか、午前8時40分には雨はぴたりと止んだのです。さあ、開会式だ!
1時間半遅れての運動会。緊急事態を考えて体育部では特別プログラムを用意していた。個人走を最後にし、各学年の団体戦からスタート。これもなかなかおもしろい。地区対抗の種目は今年から親と子の総力を決めて戦う玉入れになった。
昼食後は青空も広がり、6年生の鼓笛も素晴らしい演奏と演技を披露してくれた。2年生のかわいいダンス、4年生の和太鼓に合わせた力強い演技、分校の子供たちのカラフルなパラシュートバルーンを使ったロマンティックな表現運動。どの子も本気で取り組む姿が印象的だった。
だれもが「この校庭では、、、」とあきらめかけていた。校長先生の冷静な判断と決断力、何よりも保護者の絶大な協力で成功した運動会。1つの目標に向かって一致団結する大きな力と人の心の美しさに感動していた。
『朝○先生、ちょっと泥で服が汚れたけど、今日の運動会楽しかったよ』の一言に感無量!!
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